長野県上田市 聖マリア幼稚園のホームページ

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神父様のお言葉

神父様のお言葉

  

 

環境保全は 子どもたちの 未来 のため

宗教主事 大橋 和人

 

 夏の早朝4時。野鳥のさえずりが、うるさい程で、目が覚める。

カラスの鳴き声がうるさかった、横浜市中区に住んで八年。よく教会と幼稚園の周辺に散らかされた、あらゆるゴミ掃除をした。今この地の自然の豊かさに驚いている。カッコウやウグイスの鳴き声が、部屋にいて聴こえる、夕焼けの美しさに見とれる・・。そう言うと、地元の方は、あきれたような目で見る。慣れていて、自分たちのいる環境の恵みが分からないのだろう。

農林水産省が、2月の節分に食される「恵方巻」が、コンビニ、スーパーの販売競争によって大量に生産され、大量に破棄される問題で、「はじめて」業界団体に文章で「需要に見合った販売をするよう」、文章で要請した。

(信濃毎日新聞 信毎WEB2019・1・12)

 贅沢で気まぐれな消費生活を突き進み、神の恵みの豊かさを忘れ、枯渇させ、大量生産、大量消費、大量破棄、大量排出型社会となった先進諸国。

 アメリカの生物学者レイチェル・カーソンは、1962年 『沈黙の春』

のなかで、

「いつもだったら、コマドリ、スグロマネシツグミ、ハト、カケス、ミソサザイの鳴き声で春の夜は明ける。そのほかいろんな鳥の鳴き声がひびきわたる。だが、いまはもの音一つしない。・・・・リンゴの木は、溢れるばかりの花をつけたが、耳をすましてもミツバチの羽音もせず、静まり返っている」

(「レイチェル・カーソン『沈黙の春』新潮文庫・1974」)。

レイチェル・カーソンが警告した「沈黙の春」は、もうそこまで来ている。

 昨年の夏、私だけだろうか、生れてはじめて聞いた言葉が報道で踊った。

「命に関わる危険な暑さ! 不要不急の外出や屋外活動は控えてください!」

 IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)の第5次評価報告書(2014)では、このままでは、2100年の平均気温は、温室効果ガスの排出量が最も多い、最悪のシナリオの場合には最大4.℃上昇すると発表した。

 

「神は天地を創造された」。聖書の一番最初の言葉。それは、「人間の力によるものではない」という、戒めの言葉。