長野県上田市 聖マリア幼稚園のホームページ

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園長先生のお話

 

 

感謝と反省
                                    小松 瞳

 

 

 

 延期になったうえに、時折降る雨の中の運動会でしたが、保護者の方や家族の方々のご理解とご協力で、無事終えることができました。本当にありがとうございました。この災害では園の皆さんは無事とはいえ、地域やご家庭によって色々な状況がある中、また色々な思いがある中、行うことができましたことに深く感謝いたします。
天候のこと、内容の変更、そして時間等、中には持ち物、服装など確認が出来なかった方もあったようですが、今回起こったことを責めたり問いただすのではなく、子どもたちと共にみんなで揃ってできたことの喜びを分かち合っていただけたらと思います。
幼稚園の対応に不満をお持ちになった方もいるかもしれませんが、私たちも十分な反省会を行い、想定できなかった部分も含め次回に生かせるようにしてまいります。
 
今回の台風による災害と運動会の経験が私には学ぶことが多い、そして反省点の多い出来事でした。「緊急」「大変」「危険」という言葉の意味はみんな共通理解であるものの、感じ方、捉え方が人それぞれで、幅もあるということを改めて感じたのです。(大げさがいいとか冷静がいいとかではなく)そして「大丈夫?」「大丈夫よ」という言葉にも、発信している側と受け止めている側では必ずしも同じ思いではないのではないかとも感じました。どちらにしても、これらの単語は言葉として発した時に、自分だけの思い込みではいけないし、言葉だけでは感情がまるで分らないということも今回改めて感じたことです。ただ現代はメールという手段があるおかげで状況を早く知ることができたのはありがたいことでした。(問題は使いこなせていないことでしょうか)
被災された方々やもっともっと危険な状況にあった方々がいる中、今回の避難勧告や洪水警報などの事態に、やっぱり家族のことが一番でした。避難ができた時に、やっと、あっ!先生たちは?子どもたちは?保護者の方のお家は?友達は?・・・・と、普段も頭の回転が良くない上にこういう時はもっと頭が回らないものです。
ろうそくは用意してあるけれど・・・ライターがない、懐中電灯や充電器はあるけど・・・電池がないなど普段確認してないものが色々あり、すぐさま買い物に。
また、お水が売り切れてる、ブルーシートの大判がない・・・など気持ちがドタバタでした。本当に被災地の方々は苦しく、大変な毎日を過ごされているのだと胸が痛みます。そして消防、警察、自衛隊、役所などの方々も本当に大変なことで、仕事とはいえ先に立つ立場の方に敬服いたします。
何事もなかったかのように普通の生活に戻ってしまいますが、「普通に」と言えることに生活できることに、日々感謝を忘れず、今まだ苦しい思いをしている方々や復興に向けて頑張っている方々に祈りを捧げましょう。